Apple

【読み方】

あっぷる

【使用例】

上司「Appleのようなモノを開発しろ!」
上司「この開発物の説明書をAppleのように書け!」

【本来の意味】

Apple(アップル)は、iPhoneやMacなどを開発・販売している、アメリカ合衆国の企業である。

日本語に直訳すると、りんごを意味するが、ここでは、企業の方を示す。

【ブラックな意味】

Apple、または、スティーブ・ジョブズを神格化している、いわゆるApple信者が使用する言葉であり、具体的な指示ができないときの代わりの言葉として利用される。

下の立場の者に「Appleのように~しろ」と述べることで、最高のクオリティの成果物を出せと暗に示す。

 

Appleを「何かしらすごいもの」と捉え、ただ、どうすればすごいものになるのか具体策を述べることができないときに、「Appleのように~」と述べることで、あたかも具体的な指示を出しているかのように自分自身で思わせ、発言者の自尊心を保たせる。

また、この言葉の発言者は、自分の思ったような成果物を下の立場の者から受け取ることができなかった場合に、「Appleのような素晴らしいモノでなくてダメだ」と述べ、批判してくることがある。

なんでもかんでもAppleと言っておけば良いと考える、仕事放棄の言葉である。

そのため、この言葉を受けた者は、Appleという言葉に意味を見出そうとするとどつぼにはまる。

 

さらに、Appleの製品は、無駄がなくシンプルと一般的に言われており、そのような意味も含めて「Appleのように」と発言することがある。

しかし、無駄が既にないモノでも、この発言者の能力が足らず、理解できない物事、または、発言者が理解するのがめんどくさいと思った物事において、この発言をすることがある。

そのため、これ以上シンプルにすると、それこそわけがわからなくなってしまう。

そもそも、Apple製品においても説明がなさ過ぎて、機能を知らず製品を使い続けたり、結局、ググって調べて使い方を知ることが多々あり、本末転倒な状態になっていたりもする。

この言葉を受けた者は、Appleという言葉の深い意味を考えずに、シンプルさを心掛けて、より良いモノを作ろうと思うぐらいが良い。

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